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2006年09月24日

「COACH」の奇跡―週刊東洋経済

 米国発のブランド・バッグ企業COACH (NYSE:COH) ですが、日米で売り上げを順調に伸ばしています。私も30ドル割れで積極的に買い付けたのですが、ルイ・ヴィトンなどに比べてどういう強みがあるのかいまひとつ理解できていませんでした。

 週刊東洋経済9月23日号の記事:【特集】「COACH」の奇跡 を読んでナルホドと納得。

 ルイ・ヴィトンは10万円以上の高価格帯が中心なので、奮発して1個か2個バッグを調達してそれを使い倒す。

 一方COACHは中心価格帯が5-6万円なので割と気軽に購入できる。しかも季節毎に新デザインを投入するので、オフィス向け、リゾート向けなどTPOに合わせて消費者も年に数回買い換える。またコンビニのようにSCM(サプライ・チェーン・マネージメント)を積極的に利用して消費者がどんなデザイン・機能のバッグを求めているのかをリサーチして新モデルを投入して行く。うーん、上手なビジネス・モデルですなー。

 CEOのインタビューも、COACHというブランドに対する愛、何を持って自分たちのブランドを差別化できるのかを十分に理解している経営者で非常に好感が持てました。
posted by 寺間 寧(てらま やすし) at 08:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 米国株 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

米国株オンライン勉強会

 楽天証券の堀古さんの米国株オンライン勉強会に参加。今回も面白かったです。私も米国株に強気ですが、堀古さんも相変わらず米国株に強気。ダウで100ポイント(1%)でなく、4000ポイント(40%)の上昇を見込んでいるようです。

 この5年間、米国企業の利益は軒並み倍ぐらいになっているのに、株価はほとんど横ばいです。過去5年間アンダーパフォームした資産というのは、誰も投資したがらないのでより割安にもなっているわけで、「平均への回帰」という観点から見ても今後数年米国株が他の資産よりアウトパフォームしても驚きません。

 景気減速懸念といっても、景気が強すぎてインフレが昂進するのを抑えるために利上げしたわけで、やっとこさ中心静脈栄養(ゼロ金利)から抜け出した日本とは基礎体力が違います。

 2000年手前の米国株絶好調のころには米国株関連の本やサイトをけっこう見かけたましたが、最近はほとんど目にしないのも米国株が放っておかれている証左。今のうちに「米国株で億万長者」とか書いとけば、たぶん数年後には売れ筋に(^^;

 昨年の上昇率から考えると日本の小型株が再び爆発するのは、数年後?
 ・・・「平均への回帰」からの発想で、日本の小型株も割安度からは今でも安いとは思います。ただ、米国のブルーチップ株も同じぐらい安いことから考えると、大きな資金は米国ブルーチップに流れるのでは?
posted by 寺間 寧(てらま やすし) at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 米国株 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

FRB利上げ休止、株価と国債利回り

 米国FRBが2年ぶりに利上げを休止。
 国債利回りから単純に株価を評価するFEDモデルでは、
 
 株価 = 一株利益/国債利回り

となるので、FRBが利下げに転じれば米国株にとってはフォローの風が吹くことになります。

 ただし、まだインフレ懸念は残っているため、今後追加利上げがあり得るのかどうかが焦点になると思います。しかも、原油高などは米国内景気の動向だけでなく、BRICsなどの新興国での需要も反映されるため、当面はFRBも微妙な舵取りをせまられると思います。

 まあ、FRBの仕事は、米国景気をリセッションに追い込んでまでインフレを退治することではなく、インフレを抑制しつつ持続可能な成長に持って行くことなので、長期的には楽観的に見ています。バーナンキ議長のお手並み拝見というところですね。

 株価と国債利回りの関係は堀古英司さんの「ウォール街から」のシンプルな株価評価モデル(1)シンプルな株価評価モデル(2)をご参照ください。

 FEDモデルは、ここで(リスクプレミアム)≒(成長率)と仮定したモデルですが、SP500指数と米国債利回りとの長期的な関係を見ると概ね正しいようです。私も詳しく計算していませんが、現状ではFEDモデルによるSP500指数は米国債利回りに比べてやや割安になっているんじゃないでしょうか。

 また、FEDモデルの式を変換すると

 一株利益/株価 = 国債利回り

 すなわち

 株式益回り(PERの逆数) = 国債利回り

となりますから、単純に考えて(株式益回り)が(国債利回り)を相対的に上回る株(低PER株)を買っておけば長期的には報われるという、割安株投資の理論的根拠にもなると思います。


<米FRB>2年ぶり利上げ休止 景気減速感に対応

 【ワシントン木村旬】米連邦準備制度理事会(FRB)は8日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、短期金利の指標であるフェデラル・ファンド金利の誘導目標を年5.25%に据え置くことを9対1の賛成多数で決めた。据え置きは04年5月以来約2年3カ月ぶり。FRBはインフレ防止のため約2年間利上げを続けてきたが、原油高やこれまでの利上げで米景気が減速感を強めていることに対応し、利上げ休止を決断した。
 米国の金利が据え置かれたことで、追加利上げを模索している日欧の金融政策や為替相場に影響を与える可能性もある。
 FRBは04年6月、年1%だった超低金利の修正を開始。今年6月まで17回連続で0.25%幅の利上げを実施し、金利は約5年ぶりの水準に達していた。今年2月に就任したバーナンキFRB議長は、グリーンスパン前議長の路線を踏襲し利上げを継続してきたが、就任後初めて金融政策の転換に踏み切った。
 ただ、FOMC後の声明は原油高などを背景に「インフレのリスクはいくらか残っている」と警戒感を示し、「追加的な金融引き締めが必要になるかもしれない」と物価と景気動向によっては利上げを再開する可能性を示唆した。ただ、そのタイミングについては「今後のインフレと経済成長の見通し次第」と指摘するにとどめた。
(毎日新聞) - 8月9日10時58分更新
posted by 寺間 寧(てらま やすし) at 19:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 米国株 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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